Mr.andMrs.Shiraishi

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白石隆生

桐朋学園大学卒業。オーストリア政府給費留学生。ウィーン国立音楽大学卒業。ウィーン・フォルクスオーパー専属副指揮者。外務省派の文化使節、藤沢オペラコンクール、日本モーツァルト音楽コンクール、かながわ音楽コンクールなどの審査員、ウィーン音楽祭 in OSKA 実行委員を歴任。ウィーン・フィルの首席奏者(キュッヒル、シュルツ、シュミドール、アウアー)や宮廷歌手(ポップ、ゲッダ)たちと世界各地で共演。国立音楽大学、東邦音楽大学、桐朋学園大学、尚美学園大学ピアノコース主任教授・同大学院教授、東京音楽大学大学院などで教鞭を執った。湘南室内合奏団代表、藍の会音楽監督、藤沢市芸術文化振興財団理事、全日本ピアノ指導者協会フェスティヴァル委員・国際委員などを歴任。長年の演奏活動と文化交流に対して、ウィーン市名誉金章が贈られた。

2015年10月、逝去。

白石敬子

藤沢市出身。武蔵野音楽大学声楽科卒業・同専攻科修了。国際RC財団奨学生。ウィーン国立音楽大学を最優秀首席で卒業。グロスマン、ギューデン、スワロフスキー、ヴェルバ、ショルム、グアリーニ(ミラノ)に師事。
1974年、ヴィーニャス国際コンクール優勝(スペイン)、ミュンヘン国際コンクール第2位(ドイツ)、ヴェルディ国際コンクール第3位(イタリア)、第1回モーツァルト国際コンクール入賞(オーストリア)。
1976年、日本人初のウィーン国立歌劇場の専属歌手として契約、指揮者のエレーデ、パタネー、シュタイン、ドホナーニ、アルブレヒト、宮廷歌手のニルソン、アローヨ、コソット、ルートヴィヒ、ドミンゴ、シュライヤー、アライサ、アトラントフ、ベリー、カプッチッリ、ギャウロフ、ネステレンコらと共演。1980年、ウィーン国立歌劇場の日本公演《エレクトラ》でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団と共演。名テノールのニコライ・ゲッダ、エヴァ・ランドヴァーとコンサートで共演。バルセロナ、ジュネーヴ、プラハ、ライプツィヒなどの歌劇場と日本で《蝶々夫人》《ボエーム》《オテロ》《椿姫》《ファウスト》《リエンツィ》《トゥーランドット》《虎月傳》《魔笛》等の主役を演じる。2002年、演奏活動35周年リサイタル(紀尾井ホール)、プラハ国立歌劇場の《蝶々夫人》で成功を収める。NHKニューイヤーオペラコンサートに連続出演。内外でのリサイタルは160回に及ぶ。
スイス・ロマンド管弦楽団、ウィーン交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、NHK交響楽団、新日本フィルハーモニー管弦楽団、読売日本交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、大阪センチュリー交響楽団、ブロムシュテット,デ・ブルゴス、小澤征爾、若杉弘、尾高忠明らと共演。
ミトロプーロス国際オペラコンクール(アテネ・オリンピック記念)、日本モーツァルト音楽コンクール、藤沢オペラコンクール等の審査員を歴任。オーストリア共和国褒章、国際RC財団学友賞受賞。

2018年3月20日逝去。享年73歳。